トキオ 父への伝言 |国分太一
トキオ 父への伝言
出演:国分太一 /櫻井翔 /富田靖子 /井上和香 /片岡鶴太郎
NHKエンタープライズ
発売日 2005-04-22
東野圭吾の同名小説をTOKIOの国分太一と嵐の櫻井翔のW主演でドラマ化した、時空を超えた父と息子の絆を描く青春ファンタジー。重病にかかって生死の境をさまよう宮本時生(櫻井翔)を傍らで見守る父・拓実は、時生の担当医である坪内(片岡鶴太郎)に25年前にトキオと出会った話を語りはじめる。恋人の千鶴(富田靖子)に寄りかかって生きていた、何の目的も持てぬままに日々を過ごしていたその時、浅草の遊園地で出会った青年トキオが拓実の人生を変えていく。
1979年と2004年の25年間を隔てた拓実役を、声色を変えて演じ分けてみせた国分太一の熱演が光る。トキオを演じる櫻井翔も未来からやってきた風の浮遊感がいかにもそれらしくていい。姿を消した千鶴探しのサスペンスタッチに物語がシフトしていく中で、舞台は東京から名古屋、大阪へと移っていく。随所に盛り込まれる80年代目前の風俗が、ノスタルジックなドラマの雰囲気に彩りを添えている。(麻生結一)
原作のテイストは捨てていない 2006-11-03
東野圭吾さんのタイムトラベル物の名作を原作に、NHKが15分×全20回で放送したドラマ。
「悪くない」と思いましたよ。原作はとても好きなだけに映像化されてがっかりだけはしたくなかったのですが、国分太一さんの50歳はどうもなぁとか、妻との出会いは原作の方が好きだなぁとか、粗はあるのですが満足できるレベルでした。敢えて妻との出会いを原作から変えたのは「父への伝言」の副題のとおり、トキオと拓実の父子の物語だという所にフォーカスをあてたかったからでしょう。「父への伝言」は原作にはない部分で、原作ではタイムトラベルしたトキオの思いは抑えめだったので、小舟でのビールを飲み交わすシーンや祖母とのシーンでトキオの物語を演出していたのは見事だと思いました。
15分物のドラマでは勿体ないなぁというのは、ウチも思いました。1時間×2の方がいいんじゃないでしょうか。
あと、DVDには特典映像やキャストを紹介するコンテンツもなくていかにもNHKなのですが、もう少しサービスが欲しいなぁと感じました。その点はお得感がないので、☆半個分くらいは下げたい気分です。